サイバー・ラーバァの話
※特に他意はないアンケートの結果
...
— コア (@road_as_way) 2021年5月11日
という結果ですが、どうやらそれぞれ見え方が違うようで↓のように見えてる人もいるとかいないとか
で、せっかく勝った訳だし記事にするかーとなった次第です。
ファロスとかウロボロスならそれぞれ採用理由が明確にありそこまで影響は出ないのですが(記事にしやすかったのに)、ラーバァは複数採用するのが前提な為どうしても構築に影響が出ます。
また、同じレベル1かつ戦闘に関する効果を持つサイバー・ヴァリーとの差別化は必須です(しないとラーバァを採用する必要が無い)。
それぞれのカードの比較
〇サイバー・ラーバァ
※製造の関係でシクの向きが二種類ある
星1 光 機械族 ATK:400/DEF:600
①:このカードが攻撃対象に選択された場合に発動する。このターン、自分が受ける全ての戦闘ダメージは0になる。
②:このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキから「サイバー・ラーバァ」1体を特殊召喚する。
ラーヴァではなくラーバァ、ずっと見てたら何かしゃくれてるような気がしてきた
〇サイバー・ヴァリー
※画像はイメージです
星1 光 機械族 ATK:0/DEF:0
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードが攻撃対象に選択された時、このカードを除外して発動できる。自分はデッキから1枚ドローし、その後バトルフェイズを終了する。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体とこのカードを対象として発動できる。その自分の表側表示モンスターとこのカードを除外し、その後自分はデッキから2枚ドローする。
●自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。フィールドのこのカードと手札1枚を除外し、その後対象のカードをデッキの一番上に戻す。
下2つの効果を見たらダメな気がした
頑張ってラーバァの良いところを見つけてみる
〇中途半端に攻撃力があるせいで色々問題が生じたり.......せめて攻守同じにして
〇互いに攻撃対象に選択されることが効果発動のトリガーなので表側表示で置く必要があるが、ラーバァは②効果のおかげで一旦セットから入ることが出来る(戦闘破壊され後続を呼び表側で置くことができる)。⇒わざわざ自ターンに表で置く必要が無い。
〇ターン中の自分が受ける全ての戦闘ダメージを0にできる。
〇ドローする効果を含まない為、灰流うららによる妨害を受けない。
〇ヴァリーは除外されるがラーバァは②効果により場に残りやすく墓地へ送られる為、墓地に1~2体、場に1体という状況になりやすい(なるといいな)+確実にデッキからラーバァが減る。ヴァリーはヴァリーを引っ張れないしドローという不確定なデッキ圧縮+盤面が空く。サイバーというデッキの仕様上自分の盤面は空いてる方が好ましい事が多く、同名よりも単純に手札・手数が欲しいので別のカードを引っ張れる可能性のあるドローの方がありがたい
⇒蘇生してリンク数を伸ばしたり『サイバー・エルタニン』『キメラテック・オーバー・ドラゴン』『サイバー・エタニティ・ドラゴン』の特殊召喚に利用しやすい。サバロ,ネットワークがあったり同レベルかつ名前もステも優秀で蘇生して意味のあるヘルツやファロスがいたりするけどそれはそれ
〇効果が受動的なのでそのターンに出したい!という事が殆どなく、どこからコストにしてもそこまで気にならないし影響も出ない。
TCGにおいてコストにしやすいって重要だと思います
〇ルイ・キューピットで手札に加えられる。(2021/07/17 追記)
え、ホントに言ってます?ヴァリーとは明確な差が生まれました。
ヴァリーの良いところ
〇汎用性が高く複製しても問題なく使え、ステータスが優秀な為(攻守同じな点、0であること)引っ張る手段が多い。ラーバァが全力で主張する戦闘に関する効果も有しているがおまけみたいなもので、主に2,3段目の効果を状況に合わせて適宜運用することが多い。そのおまけもバトルフェイズ自体を終わらせる効果で優秀。書き出すとキリがないくらい便利、ありがとう。
デッキの話
ヴァリーは数行程度なのに対して、ラーバァはその倍以上......書くことが多い=優秀という事が分かります。ただ、実際デッキに組み込むとなると他のサイバーとは異なりアクセントや引ければいいなといった採用は難しく、更に1枚では機能し辛い(②をインクの染みとして見れば1枚でも良い)ので基本的に2~3の採用を余儀なくされます。そのせいで引く確率が上がる為つまり主軸寄りになります。
〇レシピ
なにこれ、またヌメロンかよっていう声も聞こえますが全くもってその通りで返す言葉もございません。(ラーバァが星2だったらシンクロンと合わせて色々できたんだけどなー)
解説(必要な人向け)
コンセプト
『ゲート・オブ・ヌメロン』モンスターは全て光属性・機械族であるため『サイバー・エルタニン』を特殊召喚するためのコストに使用できます。また、『サイバーロード・フュージョン』により『キメラテック・オーバー・ドラゴン』や『サイバー・エタニティ・ドラゴン』の融合素材にすることで『ゲート・オブ・ヌメロン』モンスターをEXデッキに戻せる為、『ヌメロン・ダイレクト』で再度展開できるようになります。
サイバー・ラーバァの運用について
〇ラーバァを運用する際、戦闘破壊を行ってもらう必要があります。ただ変に妨害を構えて残ったモンスターで戦闘してもらうことを期待するよりは『無限起動要塞メガトンゲイル』等の除去し辛いモンスターを出すことでそちらにリソースを割いてもらい、余ったモンスターで適当に戦闘をしてもらうことを期待することにしました。
〇『ヌメロン・ダイレクト』の召喚・特殊召喚できない制約はコアやヴァリーは影響を受けますがセットから入れるラーバァには影響が無く、ラーバァにしかできない動きです(ヘルツ?知らない)。
〇『ボーン・フロム・ドラコニス』『サイバー・エルタニン』のコスト枚数の確保の為ヴァリーではなく墓地へ貯まりやすいラーバァの採用となります。
結論
Q.それ~でよくね?
A.そらそうよ